山口邸
所在地 茨城県稲敷郡 建築面積 167.11u (50.55坪) ※既存改修外部分は除く 主体構造 木造平屋 施工会社 (株) 長谷川工務店 調査・設計期間 2003.11〜2004.03 施工期間 2004.03〜2004.08
再生前の民家
静かな農村地帯に建つ現地再生の民家である。再生にあたっては特にこの家に暮らすおばあちゃんが快適に暮らせるよう、高低差の解消と、寒さ対策に床暖房を設置し室内温度差のないバリアフリー化を計っている。 古民家は冬の寒さや内部の暗さ、各部屋の使いにくさもあるが古民家の多くは山を背負っていることが多く、建物周辺の水はけが良くない例が多く見られる。この家の場合も土台を持ち上げ、床下を乾燥させ、四周の雨水排水に気を使った。
掲載雑誌/2005.04 古民家スタイルNo.4 ワールドフォトプレス