施主、石川さんの希望と群馬県三國街道にあった旧旅籠の建物とがぴったりと合う事が出来た再生例です。
この旅籠はこの地方によく見られる出し桁造りの2階建てで、その架構材は惚れ惚れする程に力強く太い材を組み上げた物でした。住宅に再生するに当たっても 架構体はそのままに使用しています。
石川さんは少々アレルギーもあって、全て自然素材にこだわりました。
古民家再生ではいつも水廻りだけは出来る限り機能を重視し、モダンなデザインを心掛けています。
掲載雑誌/2002.11 渡辺篤史のこんな家で暮らしたい 講談社
2000.11 太陽 No.481 平凡社
2000.01 クロワッサン 特大号 マガジンハウス