埼玉県都幾川村、築約150年の農家を再利用した住宅です。
2階部分は養蚕に使用されていた屋根裏でしたが、この家ではこの小屋組を生かしてリビングなどの主なスペースを2階とし、ワンルーム型で力強い梁組を小間切れにしないように努めました。単純な家族構成の場合、住宅は出来る限りワンルームにした方が、空間が豊かになると同時に家族にとっても使いやすい一つ屋根の下に住むと云う実感が生まれるようです。
掲載雑誌/2003.02 和風モダンで素敵に暮らしたい 辰巳出版
2001.09 古民家再生住宅のすすめ 晶文社
2001.02 夢をかなえる素敵なキッチン Vol.2 立風書房