梅原邸

所在地  神奈川県足柄下郡
敷地面積 324.89u (98.45坪)
延床面積 107.57u (32.53坪)
  1階  97.50u
ロフト階  10.07u
主体構造 木造平屋

施工会社 (有) 川嶋工務店

調査・設計期間 
     2000.03〜2000.10
施工期間 2000.10〜2001.06

 

 

 


再生前の民家 −茨城県東茨城郡−

茨城県水戸近郊、築150年以上の農家を移築再生致しました。 建設敷地は長い急な坂を登り詰めたところにあり、眺望の良い変則的な形の土地です。そのため平面は古民家の大架構と新しい架構とを斜めに組み合わせた構成です。 太い丸太を3重に組み上げた梁組とその下にある『カマド』をイメージしたタイル貼りのキッチンが印象的な別荘です。
兼好法師は「凡そはその住まひによつて、住む人の人柄も自然推察されるものだ」と云ったように、古民家にはどの地方の建物でも年月をかけて生れた品格が備わっています。力任せに古い民家を移築再生した結果、家の品格と云うものを壊さぬように設計者は心掛けなければならないと常に思っております。

掲載雑誌/2005.09 Memo 男の部屋       ワールドフォトプレス
     2003.11 古民家スタイル No.1    ワールドフォトプレス
     2003.07 やっぱり和風が好き No.2  パッチワーク通信社

 
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