阿佐ヶ谷と云う都会の中のオアシスとしてオーナーは古材を再利用した珈琲店をイメージして当事務所に設計依頼をいただきました。
同じお店でクリーニング店を営んでいたオーナーは珈琲学校で勉強し、珈琲店は一からのスタートです。
古材は山梨県の古民家で使われていた柱梁を使用、メインの太梁には明治12年の書きの残っている材料などを磨き上げ着色し、壁面は土壁を表現した左官仕上げ、床もムクの杉板を使用してやわらかなスペースを造る事を心掛けています。
オーナーが蒐集したコーヒーカップに、炭焼焙煎珈琲の香りがいつもただよっているお店造りに成功したと思っております。